プロ野球

阪神・佐藤輝明、なぜ打てない?エラーも多い?練習しないから?

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★この記事で分かること★

  • 阪神タイガース・佐藤輝明選手の問題点
  • 佐藤輝にエラーが多い背景
  • 佐藤輝と藤浪の共通点
  • 佐藤輝の復活に向けた提言

皆さん、こんにちは!けんた@ロスジェネ青春マガジン(@lost_gene_mag)です!

2023年の阪神タイガースは、序盤の絶好調でしたが、その後交流戦あたりから調子を落としだし、今後の展開が非常に不安になってきましたが、オールスター戦の後あたりから再び調子が良くなってきています。

そんな中、多くの阪神ファンをやきもきさせているのが、

主軸・佐藤輝明に全く打てる気配がない

ということ。

多くを期待されながら、チャンスでことごとく三振し、6月25日には、とうとう二軍落ち。

そしてその後、一軍に復帰し、一瞬好調なそぶりを見せるものの、それも持続せず、相変わらず、同じような三振を連発しています。

加えて最近はエラーも多く、守備面でも問題点が指摘されています。

なぜ、佐藤輝は打てないのか。そして守れないのか…。

本日は、元プロ野球関係のスポーツライターだった私が、阪神タイガース・佐藤輝明の現状と問題点について、お話しさせていただこうと思います。

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阪神タイガース・佐藤輝明とは

佐藤輝明選手は、1999年3月生まれ。甲子園球場のある西宮市出身です。

高校は地元の仁川学院に通っていたものの、甲子園の出場経験はないなど、ここまでは目だった実績を残せていませんでした。

一方で、高校在学中に筋トレに励んだ結果、長打力を身につけることに成功。プロの目にはとまりませんでしたが、近畿大学へスカウトされて進学すると、そこで本塁打を量産し、実力を開花させます。

2020年のドラフト会議では、4球団競合の末、地元・阪神タイガースの1位指名を受けてプロ入り。

ルーキーイヤーの2021年は、24本塁打をマークし、阪神タイガースに生え抜きの大砲が登場したことを予感させました。

一方で、佐藤輝の1年目は三振も多く、確実性のある打撃には課題を残したのも事実。

その翌年、2022年には、本塁打数こそ少し落としたものの、打率と三振数を改善させ、打撃面の進化を見せました。

ただ、2021年、2022年ともに、夏場あたりから急激に打撃の調子を著しく落とすなど、1年間戦う上での体力が不足しているといった指摘もなされていたところです。

2023年の佐藤輝明の成績

さて、そんな佐藤輝明の成績、2023年9月10日時点では、次のとおりです。

打率 .244
打数 414
安打 101
本塁打 18
打点 72
三振 125
失策 15

まだシーズンの途中ではありますが、全体的にチャンスで凡退するシーンが非常に多く、またその凡退の内容も、三振が非常に多いのが気がかりです。

ホームランを18本打っており、また四球の多さから出塁率も決して悪くないのですが、とにかくチャンスでの三振が非常に多い上、三振の仕方も非常に悪いこともあって、

多くの阪神ファンは、佐藤輝明に強い期待外れ感を持っている

というのが実情でしょう。

けんた
けんた
ただし、佐藤輝は8月に入ってから復調し、打率もホームラン数も上昇傾向に上がっている点は注目に値します!

佐藤輝明の問題点

さて、そういった阪神ファンの佐藤輝明に対する不満は、なぜこんなに強くなっているのでしょうか。以下、考えられる、佐藤輝明の問題点を列挙します。

①積極的に打つ姿勢がなく、すぐにカウントを悪くする

佐藤輝は、初球〜2球目あたりの、カウントを整えに来る甘い球を、漫然と見逃しがちです。

待っている球があって、それが来なかったから見送っている

というのであれば納得が行くのですが、後述するように、結局最後はあっさり三振してしまうので、多くのファンは、

なぜファーストストライクの甘い球を打たないんだ

と、強い不満を持っています。

②追い込まれると簡単に三振

とにかく佐藤輝は、あまりにもあっさりと三振してしまいます。

それも、そのほとんどが、

  1. インハイのストレートに空振り三振
  2. 落ちるボール球に手を出しての空振り三振

と、驚くほど毎回、同じようなパターンで三振してしまっているのです。

とりわけ、見逃せばボールになる変化球を、2ストライク後はあっさりと振ってしまうのが大変に気がかり。

フォーク、スプリット、縦に割れるカーブ…

いろんな落ちる球がありますが、どの球種であっても、佐藤輝は、追い込まれるとこれらに手を出して、簡単に三振してしまうのです。

多くの阪神ファンは、佐藤輝が2ストライクに追い込まれると

ああ、また三振か…

と、諦めにも似た境地に達してしまいます。

③凡退した際の態度が悪い

佐藤輝明は、三振含め、凡退した際の態度が非常に悪いことも指摘されています。

具体的には…

佐藤輝明の凡退後の気になる態度
  • 三振した際に、ふてくされたような態度で打席を去る
  • 打ち損じた際、一塁に走ろうとすらしない
  • 凡退時にモノに八つ当たりする

といったところです。

特に、打ち損じの際、一塁に向かおうとすらしないその態度については、先輩・大山が凡打の際にも全力疾走するその姿と比較して、非常に批判的に見られています。

④練習しない?練習不足を指摘されている

佐藤輝は、ここ2年、夏場になると急激に調子を落としてしまう傾向がありました。

この背景にあるものとして、「プロとして1年間戦うための体力が不足している」という点が指摘されています。

これ自体は、プロ入り後間もない若手の選手であれば、一般的に見られる傾向ですので、特に大きな問題ではないと思います。

ただし、もちろんそれは、この弱点を克服することが大前提。

しかし、佐藤輝については、初年度にこれを指摘されていながら、2年目も同じ傾向を出してしまいます。

夏場を乗り切るために必要なことは、体力を付けるための練習。

しかし、佐藤輝は、練習嫌いとして知られており、他の選手のように、真摯に練習に取り組む姿勢が見られない点がよく指摘されています。

こうした背景の中、2022年、近畿大学の先輩にあたる糸井選手が、引退式において佐藤輝に

「もっと練習せい」

と辛辣なエールを送ったことは、非常に印象深いエピソードです。

「バッター版藤浪」の声も…

このように、佐藤輝については、

  • 華々しい実績を抱えてプロ入り
  • 初年度に一定の活躍をして、将来を期待される
  • しかし初年度の活躍に気を良くして、練習量が不足する
  • その結果、スランプに陥る
  • スランプに陥った後、練習嫌いな上、周りの苦言に耳を貸さないため、なかなかスランプから復活できない

といった点において、かつてルーキーとして大活躍したものの、その後周りが期待するような成績を出せなかった藤浪との共通点を指摘する声もあります。

藤浪についても、かつて能見やメッセンジャーが練習不足を指摘したように、将来を期待するからこその苦言を呈する先輩がいたのですが、それらを意に介することなく、我が道を行った結果、結局、日本球界で復活することはできませんでした。

佐藤輝についても、先輩・糸井が同じような苦言を呈していますが、果たして藤浪と同じ道をたどるのか、あるいはここから復活の道を歩めるのか…大変、注目しているところです。

一度は二軍行きとなった佐藤輝

このように、阪神タイガースのチャンスでことごとく三振し、阪神ファンの期待を裏切る佐藤輝については、

二軍で一からやり直せ!

と、怒りとともに二軍行きを求めるファンの声が、どんどん強くなってきます。

そして、そうした状況の中、佐藤輝明は、2023年6月25日、一度は二軍落ちを経験することとなります。

二軍に落とすか否かについては賛否両論があった中、岡田監督の思いきった判断は、阪神ファンをざわつかせたものでした。

佐藤輝は二軍初戦、5番・サードでスタメン出場。5打数3安打の猛打賞と、さすがに二軍では明らかに格上な印象を見せつけました。

一方で、阪神一軍は、投打に精彩を欠き、横浜相手にまさかの3連敗。とうとう阪神は、首位から陥落してしまいました。

佐藤輝不在となった中、サードには渡邉諒や糸原が出場していましたが、どちらも明らかに役者不足。打線は迫力を欠いたものとなってしまいました。

けんた
けんた
そう考えると、たとえチャンスで凡退したとしても、佐藤輝の存在感が相手に与えるプレッシャーは大きかったようにも感じます。
けいこ
けいこ
横浜戦で投打に精彩を欠いたのは、サードの問題というより、捕手の問題の方を指摘する声も大きいですよね。

一方で、その後、阪神のリードオフマン・近本がデッドボールを受けて戦線離脱。

これによって、戦力が大幅にダウンしてしまう中、佐藤輝は予定より早く、一軍へ復帰することとなりました。

二軍で好成績を収めていたので、

お、これならやれるかも?

と佐藤輝の復調に期待する声もあったのですが、一軍でのバッティングは従前と何ら変わらず、相も変わらぬ同じような三振の繰り返し。

むしろ、やる気のみられない態度や表情は、二軍行き前よりも悪化しているように思え、佐藤輝のメンタル面の不調は、誰が見ても明らかな状況にまでなっていたのです。

一時復調も…再びすぐに調子が悪化

このような佐藤輝ではありましたが、オールスター後、復調した時期がありました。

オールスター戦後、5戦の間に3本のホームランを放ち、それ以外でもヒットに犠牲フライにと、明らかに佐藤輝に復調の気配が漂ったのです。

とりわけ、8月1日の中日戦、バンテリンドームで放った第13号スリーランは、衝撃でした。

広く、フェンスが高いため、ホームランがでにくいと評判のバンテリンドームですが、佐藤輝はそんなのお構いなし。

このバンテリンドームで、軽々と、バックスクリーンに叩き込んでしまうのです。

しかしこの好調は長続きせず、再び三振を繰り返す佐藤輝が、あっという間に戻ってきてしまいます。

一般に、バッターは好調と不調を繰り返すものなのですが、佐藤輝の場合、

好調の期間は長続きせず、一方で不調の期間が非常に長い

ということもあって、多くの阪神ファンは、多少の好調では素直に喜べなくなっているようです。

サードの守備にも問題が…

また、最近の佐藤輝を見ていると、非常に気になることがあります。

それは、

佐藤輝のサードの守備で、あまりにもエラーが多い

ということ。

肩の強さゆえに、目の覚めるような送球でアウトを取ることも多いのですが、一方で、

  • 正面のゴロを捕り損じてエラー
  • ファーストへの悪送球でエラー

というようなパターンが非常に多いです。

8月27日時点でエラー数を見てみると、佐藤輝のエラー14は、ヤクルト・村上に次ぐリーグ2位

また、エラーになる悪送球はもちろんのこと、一歩間違えばエラーがつくような送球も非常に目立ちます。

ファースト・大山の捕球力に助けられて消えているエラーは、正直、非常に多いです。

佐藤輝のエラー、バッティングの調子が悪いときに目立つ傾向にあります。また、度重なる悪送球についてはイップスを指摘する声もあり、テクニックよりもメンタル面の方に課題があるように感じます。

けんた
けんた
佐藤輝は、球際に弱い一方、肩は非常に強いので、実は昨年のように外野を守らせた方が良いのかもしれませんね。

佐藤輝にはメンタルトレーニングが必要

ここまで、佐藤輝の問題点を見てきましたが、

  • ファーストストライクを打てず、追い込まれて三振
  • 野球に向き合う態度が悪い
  • 練習嫌いの傾向がある
  • 守備ではエラーが多く、悪送球にはイップスの影響も指摘されている

など、どちらかというとメンタル面の問題が強く見られます。

ですので、「二軍で格下ピッチャー相手に打ちまくり、調子を取り戻す」ことが、必ずしも最善の解決策とは思えません

それよりも、

一軍か二軍かはこの際問題ではなく、佐藤輝のメンタルトレーニングを行い、野球に向き合う姿勢を改善させる

このことが、佐藤輝を再び輝かせる、もっとも重要な取組になるのではないでしょうか。

まとめ

以上、本日は阪神タイガースの主軸・佐藤輝明選手について、2023年の不振の状況を振り返りつつ、その背景にある問題点などについて考察してみました。

この記事では、全体的に批判的な論調で佐藤輝明選手の問題点について指摘していますが…

一方で、佐藤輝明選手が好調なときは、特大のホームランを放って阪神ファンに夢と希望を与えてくれるなど、佐藤輝明選手の活躍が、今後の阪神に必要なことは、疑いの余地はありません。

どうかスランプから立ち直って、再び美しいホームランで、阪神タイガースを「アレ」に導いてくれることを、心から願っています。

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