★この記事で分かること★
- 阪神タイガースが臨む「クライマックスシリーズ」とは何か
- クライマックスシリーズに出場するチームはどこか
- CSで想定される対戦相手との試合の展望
皆さん、こんにちは!けんた@ロスジェネ青春マガジン(@lost_gene_mag)です!
2023年、見事に「アレ」…いや、今は封印が解かれて「優勝」した阪神タイガース。
次の目標は、1985年以来となる「日本一」です。
日本一になるためには、日本シリーズを制さなければなりませんが…
その前に乗り越えるべきハードルとして、「クライマックスシリーズ」の突破があります。
圧倒的な強さでセ・リーグを制した阪神タイガースですが、このクライマックスシリーズを果たして無事に突破できるのか…。
本日は、元スポーツライターとして野球取材にかかわってきた私が、2023年阪神タイガースのクライマックスシリーズに向けた展望について、お話しさせていただこうと思います。
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クライマックスシリーズとは
まず、前提条件として、クライマックスシリーズについて、おさらいしておきましょう。
日本シリーズは、かつては「セ・リーグの優勝チームとパ・リーグの優勝チームの戦い」という、両リーグの覇者同士で対戦する形で日本一を争っていました。
しかし、この形になると、リーグ優勝が決まった後、リーグのすべての試合が消化試合となり、リーグ戦全体の盛り上がりを失ってしまいかねないという課題があり…
そこで、2004年から2006年の間、パ・リーグにおいて「プレーオフ」の形がとられた後、2007年から両リーグで統一ルールのもと「クライマックスシリーズ」が行われることとなりました。
クライマックスシリーズのルール
現在のクライマックスシリーズのルールは、次のとおりです。
- 「ファーストステージ」として、リーグ2位のチームと、リーグ3位のチームが3戦し、先に2勝したチームの勝利。なお、全試合2位チームのホームで行う。
- 「ファイナルステージ」として、リーグ優勝チームと、「ファーストステージ」の勝者が対戦するが、リーグ優勝チームには1勝のアドバンテージが与えられる。その上で6戦し、先に4勝したチームの勝利。なお、全試合優勝チームのホームで行う。
このクライマックスシリーズの導入により、
ということができるようになって、リーグ戦の消化試合が一気に減りました。
多くのプロ野球ファンが、シーズン終了まで希望を捨てることなく、全力でチームを応援できるようになったのです。
クライマックスシリーズのメリットとデメリット
このクライマックスシリーズについては、一部に、
というような批判もあるのですが、一方で
- 消化試合を減らすことで、リーグ戦全体の盛り上げに貢献していること
- リーグ優勝チームは、ファーストステージで消耗したチームを相手にする上、1勝のアドバンテージがあり、圧倒的に優位であること
- 圧勝してリーグ優勝し、消化試合モードに入っても、日本シリーズ前に実戦勘を取り戻せること
といったメリットもあり、総じて好意的にとられています。
CS、阪神はどこと対戦する?
さて、2023年のセ・リーグですが、阪神の優勝は決定しており、2〜4位のチームが熾烈な争いを繰り広げている現状にあります。
9月17日時点における、阪神と2〜4位のチームの対戦状況は、次のとおり。
広島 | 14勝8敗1分け |
DeNA | 13勝10敗 |
巨人 | 17勝5敗1分け |
どのチーム相手にも、基本的には勝ち越してはいますが、その勝ち越し方には差異があり、相性を感じさせる印象を受けます。
以下、クライマックスシリーズで対戦が予想される相手ごとに、傾向と対策を見ていこうと思います。
VS広島の場合…相手の裏ローテにつけ込め!
順当に行くと、もっとも可能性が高いのが、リーグ2位が予想される広島。
リーグ戦の途中には何度も連勝を重ね、チームの勢いとしてはトップクラスだと言えるでしょう。
打撃を見ると、打率上位の西川を始め、好打者が揃っており、勢いに載せると非常に怖い打線です。
そして、そんな打線に勢いを付けるのが、今年から広島の監督に就任した新井監督。
彼の持ち前のキャラクターは、チームの雰囲気を良くすることに大きく貢献しており、チーム全体に一体感の感じられる、非常に手強い相手です。
一方で、広島は先発陣にそれほどのコマが揃っているわけではありません。エースとしての脅威を感じられるのは、防御率トップ争いを繰り広げる床田と、シーズン通して安定した成績を誇る九里くらい。
これまでチームを支えてきた大瀬良は負けが先行するなど、先発陣にはスキがあるようにも思えます。
クライマックスシリーズの場合、2位チームはファーストステージを戦わないといけないので、表ローテの投手がしばらく出てこないのは大きなアドバンテージです。
VS DeNA…打線は怖いが、投手&守備にスキあり!
続いて、DeNA。
勝ち越しているとは言え、阪神タイガースはこのチームとの対戦成績がもっとも悪く、正直、一番イヤなのが、このDeNAかもしれません。
なんといっても、4番・牧の勝負強いバッティング、そして首位打者濃厚な宮崎という強力なバッター陣は、さすがの阪神投手陣といえども、脅威です。
特に、4番・牧には、何度もホームランを打たれ、「デスターシャ」ポーズを見せつけられるなど、悔しい思いをしたものでした。
一方で、DeNAについて、実はチーム打率や本塁打数は決して多いわけではなく、チーム全体で見ると、圧倒的な打力があるわけではありません。
また、データ上では見えないので、あくまで体感ベースになるのですが、ここ一番で守備・走塁が乱れることも多く、付け入るスキは十分。
また、このチームも、今永、東といった主力投手がファーストステージで起用され、クライマックスシリーズではしばらく出てこないのも好要素です。
いかに牧や宮崎といった好打者を抑え、チームの勢いを抑えるかが、CS突破のカギになりそうです。
VS巨人…伝統の一戦は好相性!一発攻勢には気をつけて
最後に、巨人との対戦の可能性も想定されるところです。
暗黒時代のイメージをお持ちの方は、「阪神は巨人にいいようにやられる」という印象がぬぐえない方も多いようですが…
それもすっかり今や昔。今年の阪神タイガースは、巨人を圧倒的にカモにしています。
投手力に課題を抱える巨人を、阪神打線はいいように攻略し、今年は巨人相手にかなりの勝ち星を稼いでいます。
特に、巨人の若きエース・戸郷を相手に阪神打線が爆発するシーンは、今年はすっかりおなじみになりました。
加えて、クライマックスシリーズは、全試合が甲子園になりますので、相手が巨人になると、甲子園の阪神ファンが圧倒的な応援をしてくれるというアドバンテージもあり、基本的には非常に有利な戦いが予想されます。
一方で、気をつけないといけないのが、巨人の一発攻勢。
巨人は本塁打王ほぼ確定の岡本を筆頭に、「けつあな確定」の汚名を返上する活躍を見せる坂本、中田翔と、右のホームランバッターを数多く抱えており、チーム本塁打数もリーグ最多を誇ります。
阪神が優勝を決めた試合も、岡本と坂本にホームランを打たれており、一発で形勢を逆転されるリスクは否定できません。
丁寧なピッチングで相手打線を手玉に取り、有利に試合を進めることがポイントになるでしょう。
まとめ
以上、本日は、日本一に向かって進む阪神タイガースが乗り越えなければならないクライマックスシリーズに注目し…
まずは「クライマックスシリーズ」とはどういうものなのかを確認した上で、対戦が予想されるチームをピックアップし、どのような試合になるかを展望してみました。
今年のセ・リーグ、2〜4位が大混戦となっており、どのチームがCSの対戦相手になってもおかしくありません。
そして、この混戦を制してCSファイナルステージに来るだけに、その「勢い」に飲み込まれてしまう可能性も、十分あり得るところ。
そのためにも、阪神タイガースは、消化試合の間も試合勘を切らすことなく、日々の試合にしっかり取り組み、日本一に向かってスキのないような試合を見せてほしいところです。
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