★この記事で分かること★
- シェルドン・ノイジーとはどんな選手か
- なぜ「NEUSE」で「ノイジー」と読むのか
- 不調のノイジーは、なぜスタメンから外れないのか
- 前川、森下、小野寺はノイジーの代わりになれないのか
皆さん、こんにちは!けんた@ロスジェネ青春マガジン(@lost_gene_mag)です!
2023年、見事に「アレ」を達成した阪神タイガース。
好不調の波こそあったものの、多くの主力選手が、不調選手の穴を埋めるように活躍し、シーズン全体を通して、スキの無い野球を展開しました。
しかし、そんな中にあって、主力スタメンで唯一と言っていい、シーズン通してほぼ活躍できなかった選手がいました。
それが、助っ人外国人、シェルドン・ノイジー。
本日は、阪神タイガースが波に乗れない一因と考えられる、助っ人外国人・ノイジーについて考えてみようと思います。
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シェルドン・ノイジーとはどんな選手か
2023年シーズン、阪神タイガースの助っ人外国人として、わが国にやって来た、シェルドン・ノイジー。
右打者の外野手として登録されています。
その経歴を見ると、2016年にMLBドラフトでプロ入り。その後、2017年にアスレチックスへ移籍します。
主に2A、3Aで活躍した後、2021年にはドジャースへ移籍。しかしここでは満足な成績を残せず、戦力外通告となった後、再びアスレチックスへ戻ります。
しかしここでも、シーズン途中に戦力外通告を受け、マイナー契約を結んだ後に、FA。
そしてノイジーは、海を渡って阪神タイガースにやって来ることになります。
岡田監督は、ノイジーについて、広角に打てることを非常に高く評価し、「3番・外野手」で使う構想を示します。
ノイジーの背番号は、阪神タイガースでも活躍した糸井嘉男の背番号「7」を引き継ぐことに。球団としても、ノイジーに非常に高い期待を寄せていることが伺えました。
綴り「NEUSE」で、なぜ「ノイジー」?
ところで、ノイジーのユニフォームにつけた背番号を見ると、背中の名前が「NEUSE」となっていることに気づきます。
日本人が学ぶ英語の感覚でいうと、「NEUSE」というつづりで「ノイジー」と読むことに、若干の不思議さを感じる人もいるでしょう。
実はこの「NEUSE」を「ノイジー」とするのは、ドイツ語の読み方。
ノイジーは、アメリカ生まれで、国籍もアメリカなのですが、そのルーツをたどると、ドイツ系になるのかもしれませんね。
ノイジーの現状
さて、そんなノイジーの現状ですが、2023年9月30日時点での成績は、次のとおり。
打率 | .243 |
---|---|
本塁打数 | 9 |
打点 | 56 |
出塁率 | .298 |
打率は、規定打席到達選手26人中、24位。ほぼ最下位付近の打率です。
またホームラン数9、打点56も、クリーンナップを担う助っ人外国人としては明らかに少なく、はっきり言って物足りない成績です。
なぜノイジーはスタメンから外れない?
と、このように、
ここまでのノイジーの成績は、率直に言って期待外れで、一般的な外国人であれば、容赦なく外されている
ところでしょう。
しかし、2023年の前半戦、このノイジーが試合から外れることは、なくはないですが少なく、基本的には「不動の3番」として固定されていることがほとんどでした。
また、オールスター後の後半戦では、3番こそ外れるものの、多くの試合で5番や6番を任されており、まだまだ見限られた様子は、ありません。
一方で、試合に出ても、多くの打席でポップフライや平凡な内野ゴロに終わってしまい、打線のつながりを分断してしまうことが多いのが、このノイジーです。
なぜ、岡田監督は、このノイジーに頑なにこだわるのでしょうか。
【理由①】期待の「助っ人」であり、安易に外せない
一般に、助っ人外国人は、その名のとおり「助っ人」であり、多額のお金を掛けて日本へ招聘しています。
今回のノイジーの場合だと、推定年俸は約1億8,200万円。非常に高額の年俸で、阪神タイガースに来ているわけなのです。
ましてや今回のノイジーについては、糸井の背番号「7」を引継ぎ、球団としても「外国人筆頭」として、強く推すことを想定していることが伺えます。
加えて、選手固有の応援歌も出来上がっており、球団もファンも、このノイジーに「大きな期待」を寄せていることは、自明です。
なので、そういった「期待の助っ人」を、みすみすベンチに温存しておくことは、投資対効果の観点から、難しくなっているのでしょう。
【理由②】肩が強く、外野の守備において一定の評価ができる
ノイジーについては、広角に打てるシュアな打撃と合わせて、その肩の強さにも高い評価がなされていました。
打撃については、好不調の波や、日本人投手との相性などから、必ずしも良い結果が出るとは限らないわけですが…
一方で、「守備に不調はない」といわれているように、守備面においては、打撃が不調であっても一定の活躍が見込まれます。
実際、ノイジーがその強肩を活かし、多くのピンチを救ってきたのも事実です。
【理由③】岡田監督の思い入れが強い
そして何より、岡田監督が、このノイジーについて、かなり強く思い入れを持っており、「3番・ノイジー」に頑なに拘っていることが、事態をややこしくしています。
ノイジー獲得に際して、岡田監督が
「中日も狙ってたみたいや。俺は真っ先にノイジーを決めたからな」
とコメントしていることからも分かるように、おそらく岡田監督、このノイジーの獲得にかなり関与しており、それゆえに思い入れも強くなっているのでしょう。
しかし、その岡田監督の思い入れが、もし冷静な判断力を失わせているとしたら…
それは、「アレ」に向かうチームにとって、非常に危険なことだと言わざるを得ません。
前川、森下、小野寺…生きのいい若手外野手がいるのに
この、過剰とも言えるノイジーの重用について、「他に良い選手がいない」というのであれば、一定理解できるところもあるのですが…
一方で、今の阪神、若手外野手の躍進が著しいです。
すさまじいスイングスピードで、大物感ただよう前川。
ルーキーでありながら、その存在感が印象的で、あのバウアーから同点2ランを放つなど、最近の活躍が印象的な森下。
岡田監督に嫌われているのか、なかなか出番がありませんが、出場したときには確実に結果を残す小野寺。
メンツや経緯にこだわらず、こういった活きの良い若手外野手を積極的に起用し、彼らの成長を促しながら、ノイジーの復調を待つ…
こういった、冷静で客観的な判断ができるようになっていれば、阪神は、もっと余裕を持って「アレ」できていた…
そんなふうに思うのは、私だけでしょうか。
まとめ
以上、本日は、期待の外国人、シェルドン・ノイジーが、思うような結果が出ない現状を認識した上で、
について、考察してみました。
- 期待の外国人で、安易に外せない…
- 肩が強く、守備面での活躍なら見込める…
- 岡田監督のこだわりが強い…
さまざまな事情が考えられますが、いずれも「大人の事情」の域を出ません。
2023年、「アレ」を達成した阪神。次は1985年以来の日本一に向かって邁進するわけなのですが、そんな状況下にあって、はっきり言って、こういった「大人の事情」にこだわっている場合ではないはずです。
もちろん、ノイジーの復活・復調には大いに期待している中ではありますが…
現実問題として、ポップフライばかりを打ち上げ、打線の分断要因となっているノイジーに、現状でクリーンナップを任すのは、あまりに酷ですし、ノイジー自身にとっても良いことはないはず。
チームのため、そして本人のためにも、冷静な判断がなされることを、心からお願いしたいと思います。
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