
★この記事で分かること★
- ラッコM&Aとラッコマーケットの違い
- ラッコM&Aのメリット、特徴
- ラッコマーケットのメリット、特徴
- ラッコM&Aやラッコマーケットにおける価格の相場観
皆さん、こんにちは!けんた@ロスジェネ青春マガジン(@lost_gene_mag)です!
サイト売買といえば、2022年成約数No.1を誇る、ラッコM&Aが定番です。
そんな中、ラッコグループでは、2022年から「ラッコマーケット」という、別のサイト売買サービスも始まっています。
今回の記事では、ラッコM&Aとラッコマーケット、両方を利用した経験のある私が、ラッコM&Aとラッコマーケットについて徹底比較し、どちらでサイト売買をするのが良いのか、また両者の違いは何か、検証してみました。
公式サイトでもこれら両者の違いは紹介されていますが、当サイトでは、実際に両方を利用し、いろいろ思うところのある私が、忖度や配慮は一切なしで、これらの違いについてご説明させていただきます!
ラッコM&Aの特徴
まずは、ラッコグループの中核サービス、ラッコM&Aの特徴を見ていきましょう。

審査があるので出品にハードル
まず、このラッコM&Aは、サイトの出品に先立ち、運営の審査が入ります。
そのため、低クオリティなサイトや、問題が含まれていそうなサイトは、審査の結果で出品NGとされ、ラッコM&Aの市場に出回ることがありません。
逆に言うと、ラッコM&Aに出品されているサイトは、その時点で一定のクオリティに達していることが保障されている、といえます。
その分、商品は高品質で高価格
先に述べたように、ラッコM&Aは、出品に際して審査があるので、各サイトのクオリティは一定の水準に達しているのですが、その分、クオリティは価格に反映され、全体的にサイト価格は高額となっています。
感覚的には、ラッコM&Aで販売されているサイトの相場は、おおむね20万円以上〜100万円程度が主力となっているような印象です。

購入前に出品者と十分なやりとりが可能
ラッコM&Aは、サイトの購入申し込みに際して、出品者とLINEのようなチャットシステムで、十分なやりとりを行うことが可能です。
ですので、たとえば
- 最近のアフィリエイトの実績はどうか
- サイトのPV数はどうか
- 主にどのページが高アクセスを出しているのか
などといった、サイト運営の実情などもヒアリングしながら、サイト購入を検討することが可能です。
高額な取引となりますので、しっかりと不明点を解消した上で取引ができることは、非常に重要ですよね。
契約書も交わし、本格的なサイト売買に
そして、サイトを購入することとなった場合、弁護士のアドバイスを受けながら契約書を作成し、内容についてすりあわせをしながら、契約をすることができます。
もちろん、契約書はイチから作る必要は無く、ラッコM&Aの方で標準的な契約書のひな形が用意されており、その中身を検討する上で、必要に応じて弁護士さんのアドバイスが受けられる、というしくみです。
サイト売買に弁護士がかかわってくれるというのは、本当に心強いですよね。
ラッコマーケットの特徴
さて、一方のラッコマーケットは、どうでしょうか。

お手頃価格のサイトが多数!
ラッコマーケットは、ラッコM&Aと異なり、サイト出品に審査がありません。
ですので、本格的なサイト売買が行われているラッコM&Aでは取引されないような、小規模・低価格のサイトが多数出品されています。
また、その相場も、1万円台〜4万円台が中心で、個人ブロガーでも気軽に買えるのです。
ラッコM&Aは、正直、個人で買うには高額すぎるサイトがほとんどなので、個人でサイトを購入しようと思っている人は、ラッコマーケットの方が向いています。
2クリックで簡単購入!
そして、サイトを購入したいと思ったときは、該当サイトの紹介ページで「購入する」をクリックして、支払方法を選ぶだけの、超簡単手続き。

1万円台のサイトを、5秒でお手軽に購入できる…。
購入したサイトは、コンテンツこそ多くないかもしれませんが、多くの場合、基本的なサイトデザインやプラグインのインストールなどは済まされています。
なので、サイト立ち上げの初期作業を省略して、即サイトの運営に入れるという点においても、ラッコマーケットは大きな魅力があるんです。
チャットはないけど値下げ交渉OK!
ラッコマーケット、基本的にサイトはお手頃価格が設定されています。
でも、中には10万円を超える高額サイトもまれにありますし、また3〜4万円台のサイトでも、「あと一声!」みたいな交渉をしたくなるときがあります。
こういう場合、ラッコマーケットではチャットでのやりとりはないのですが、「いくらだったら買える」という値下げ交渉を行うことはできます。
ですので、もしサイトの価格が高いなあ…と思ったら、「値下げ交渉をする」をクリックし、希望の価格を伝えればOK。
その価格で、売主さんが納得されれば、そのまま交渉成立です!
ラッコM&Aとラッコマーケットの比較
このように、ラッコM&Aとラッコマーケットの特徴を、まずは見ていきました。
ここで、ラッコM&Aとラッコマーケットの比較について、表にまとめてみようと思います。
ラッコM&A | ラッコマーケット | |
サイトの質 | 出品に際して審査があるので、全体的に質が高い | 審査なしで出品できるので、中にはクオリティの低いものも |
サイトの価格 | おおむね20万円以上が主力、中には100万円オーバーも多数 | 基本的には4万円以内が主力。1万円台にも魅力的なサイトは多数 |
購入手続き | 面倒 (購入申し込み⇒交渉⇒契約⇒移行作業⇒検収) |
簡単! (2クリック、5秒で取引終了) |
手数料 | 買い主負担 (売買金額の5%、最低55,000円) |
売り主負担 (購入金額の20%) |
こんな人にオススメ | 事業としてサイトを運営しており、高額なサイトを丁寧に取引したい | 個人でサイト・ブログを運営しており、「そこそこ」のものを安く購入したい |
手軽にサイトを買うならラッコマーケット!
このように、ラッコM&Aとラッコマーケットを比較してみると、やはり手軽にサイトを購入したいと思う人にとっては、ラッコマーケットの持つ、
- 1万円台から、低価格なサイトが多数出品されている
- 2クリック、わずか5秒でサイトが買える
というメリットは、非常に大きいです。
本格的なサイト運営をしていたり、プロ並みの体制でサイトを運営している人ならいざ知らず…
個人ブロガーが副業のレベルで扱うサイトの「土台」としてであれば、ラッコマーケットで買えるサイトが、ホントに「ちょうどいい」んです。

本格的なサイト買収ならラッコM&A!
一方、ラッコM&Aについては、
- 審査を通過した、高品質なサイトが出品されている
- きちんとした契約書を交わし、ビジネス的には非常に安心
という点において、ラッコマーケットにはない強みがあります。
ラッコマーケットのような手軽さはありませんが、逆に言うとサイトの出品から購入まで、あらゆるプロセスが慎重なので、本格的なビジネスにはピッタリです。

実際、ラッコM&Aの利用者に占める法人の割合は、売主としては16%程度にとどまっているのに対し、買い主としてはその倍となる37%に達するなど、法人におけるニーズが非常に高いことがうかがえます。
※ラッコM&A公式サイト「数字で見るラッコM&A」より
【まとめ】一般ブロガーはラッコマーケットがオススメ!
このように、今回、ラッコM&Aとラッコマーケットについて、比較しながら、それぞれの強みを見出していきました。
同じラッコグループから提供されている、サイト売買サービスということで、これら両者の違いは、一見すると分かりにくいですが…
- 高品質で、高価格なサイトを丁寧に取引できる、ビジネス向けのラッコM&A。
- お手頃価格のサイトを、気軽に購入できる、個人向けのラッコマーケット。
と、ラッコM&Aとラッコマーケットには、明確なコンセプトの違いがあります。
私のような、個人レベルでブログを運営しているような人にとっては、ラッコM&Aよりもラッコマーケットの方が、ニーズとしては合っているようです。
ラッコマーケットは、開始後間もないこともあってか、まだそれほど取引が活性化していないようにも見えますが、個人ブロガーのニーズをとらえた、とても魅力的なサービスです。
このラッコマーケットの市場、ぜひこれから活性化させ、個人ブログ・個人ブロガーの皆さんを、ますます盛り上げていきたいところ。
個人ブロガーの方、ぜひラッコマーケットに注目し、お手頃価格のサイト、購入してみてくださいね!

