★この記事で分かること★
- ビッグモーター問題の概要
- 佐藤隆太がビッグモーターのCMを下りる事情
- ハナテン中古車センターがビッグモーターになった事実
- ビッグモーター以外のオススメ中古車店
皆さん、こんにちは!けんた@ロスジェネ青春マガジン(@lost_gene_mag)です!
ビッグモーターの不祥事問題が、連日、メディアを賑わせています。
一連のニュースを見ていると、ビッグモーターを利用することについて不安な気持ちが芽生えますが…
一方で、昨今の物価高騰で新車価格も高騰する中、中古車のニーズは高まっている状況にあります。
そんなわけで、本日は、ビッグモーター問題の概要と、今後、中古車をどこで選ぶべきかについて、お話しさせていただこうと思います。
ビッグモーター問題とは
2023年7月、大きく話題になっている、ビッグモーター問題。
これは、端的にいえば、
「修理で預かった車を、従業員がわざと損傷させ、これに係る修理代金を保険会社に水増し請求することで、売上を多く上がったように見せかけていた」
というもの。
もう少し具体的に見ていきましょう。
たとえば、ビッグモーターで修理を預かった車があるとしましょう。
そこで、この車のヘッドライトをわざと割ったり、ドライバーで傷を増やしたり…。
こうして車を傷まみれにして、修理対象箇所を増やします。
そうすると当然、修理代が高くなるわけですが、こうして高くなった修理代を、保険会社に請求することで、会社の利益を高くしていたわけなのです。
これらの行為については…
- 車をわざと損傷する行為:器物損壊罪
- 故意に損傷させた修理代を保険会社に請求する行為:詐欺罪
にあたりうるものであり、そうした事情もあって、連日、厳しい論調での報道が続いています。
佐藤隆太のCMで高い知名度
しかし一方で、このビッグモーターは、中古車販売の大手であり、積極的なCM戦略もあって、一般的な知名度は非常に高くなっています。
とりわけ、ルーキーズでおなじみ、佐藤隆太が出演するテレビCMについては、彼のさわやかな雰囲気もあって、お茶の間でも親しまれており、これが高い知名度に大きく貢献している面もありました。
しかし、昨今報じられるビッグモーターの一連の不祥事は、社会的には許されるものではなく、そうした企業のCMに出演していることは、佐藤隆太のタレントイメージ的に非常に厳しいものとなります。
こうした流れもあって、佐藤隆太はビッグモーターのCM出演を解除する方向で話が進んでいるようです。
タレントとCMの関係でいうと、
「タレントが不祥事を起こしたので、企業側からCM出演を解除する」
という流れはよく見かけますが、
「企業が不祥事を起こしたので、タレント側からCM出演を解除する」
という事例は非常にまれです。
前者の場合、CM停止に伴う損害賠償がタレントに向かうことが一般的な流れです。
しかし、今回のような「企業に原因がある形でのCM解除」において、損害賠償がどのようになるのかは、非常に気になるところです。
記者会見で大炎上、そして国土交通省の立ち入り検査
こういった状況の中、2023年7月25日、ビッグモーターは兼重宏行社長ほか幹部による記者会見を開きました。
しかし、この記者会見で、
- 「社長の関与は全くない」と、にわかには信じがたい発言
- ゴルフボールで車を叩いた件について「ゴルフを愛する人への冒涜」などと意味不明のコメント
- 「降格人事は社員教育の一環」と不適切な労務管理を正当化
- 「従業員への刑事告訴を検討」と言い出すも、会見中に撤回するなど、一貫性のない態度
- パワハラなど一連の問題の主犯格と目されている副社長は会見に姿を見せず
- これだけの不祥事がありながら次期社長は内部昇格
と、山ほどツッコミどころを作ってしまい、見事なまでに大炎上してしまいます。
その炎上のまずさは、これまで不祥事謝罪会見で失敗してきた数多の企業を追い抜き、ダントツ1位になったのではないかと思うほど。
そして、その翌日、ビッグモーターは早速国土交通省の聞き取り調査を受けるのですが、その後、新社長は「国土交通省の理解は得られた」などと発言。
誰もが、
と思っていたところ、翌日朝イチで、全国一斉に国土交通省の立ち入り検査が実行。
こうして、新社長の希望的観測は見事に打ち砕かれ、「国土交通省はビッグモーターの主張に理解を示すことはなかった」ことが明らかにされるのでした。
「ビッグモーター街路樹問題」も話題沸騰
また、今回の件とあわせて、
という情報が、ネットを中心に出回ります。
これについて、先述の兼重前社長記者会見では、説明者によって説明内容が二転三転しており、社内で十分に対応が検討されていなかったことが伺えますが…
Googleストリートビューなどで、過去の写真と現況とを見比べてみると、
全国のビッグモーター前で、街路樹が見事になくなっている
ことが分かります。
この現象が、
- 全国津々浦々のビッグモーターで同じ現象が起きており、
- 街路樹が枯れているのはビッグモーター前だけで、それ以外は大丈夫
- 地面から除草剤の成分が検出されている
ことなどから、「組織的に行われているのではないか」との疑いが強まっています。
地方自治体が、景観維持のために、住民の税金を投じて植え、管理している街路樹を、一企業が勝手に切ったり枯らしたりすることは、器物損壊等の罪に問われかねない行為です。
実際、多くの自治体が、既に本件について動き始めています。
たとえば、東京都は、ビッグモーター前の街路樹について調査を行い、警察に被害届の提出をしようとしています。
また、関西でも大阪府・大阪市が調査に乗り出しているところです。
「ハナテン中古車センター」⇒今はビッグモーター
ところで、関西人なら「中古車」といえば「ハナテン中古車センター」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
「あなた、車売る?」「私高く買うわ!」
でおなじみ、ハナテン中古車センター。
社名に独特のメロディーをつけたCMも相まって、多くの関西人にとっては、おなじみのことでしょう。
しかしこのハナテン中古車センター、いつしか関西でもCMを見かけることがなくなっているかと思います。
実はハナテン中古車センター(株式会社ハナテン)は、2005年にビッグモーターと資本・業務提携。
その後、2015〜2016年にビッグモーターの完全子会社となり、2018年に法人としての「株式会社ハナテン」も消滅に至るのです。
関西人の方であれば、親しみのあるハナテン中古車センターが消滅したことに、ある種の寂しさを感じられたかと思いますが…
まさかそのハナテン中古車センターが、渦中のビッグモーターに吸収されていたとは…
ハナテン中古車センターがどうなったかを知らない方にとっては、かなり衝撃の事実になったのではないでしょうか。
中古車はどこで買えば良い?
このように、中古車大手のビッグモーターに不祥事が出ており、多くの人々は、不信感を抱いていると思います。
一方で、新車の価格が年々高騰する中、おいそれと新車を買うことは難しくなっており、「車が必要」という人にとって、お手頃な価格で購入できる中古車は、今の時代こそ、非常に魅力的です。
ビッグモーターがこのような状況の中、どこで中古車を買えば良いのでしょうか。
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中古車といえば、ガリバーの名前を思い浮かべる人も、多いのではないでしょうか。
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ビッグモーターに代わる中古車販売店として、非常にオススメなのが、このガリバーです。
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まとめ
以上、今回の記事では、中古車大手・ビッグモーターで起こっている問題について、その概要をご紹介させていただきました。
CMなどでもよく見る、おなじみの車屋さんで起こっている不祥事。中古車の購入を検討されている方にとっては、非常に不安になられたのではないでしょうか。
そこで、今回の記事では、安心して中古車に乗れる別のお店・サービスを2つ、ご紹介させていただいています。
物価高騰で、なかなか新車に乗るのが難しい時代。
でも、だからこそ、中古車には安心して乗りたいもの。
ビッグモーター問題で不安になった方、ぜひこの記事を参考に、中古車選びをしていただければ、とても嬉しいです!