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「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」が名作で面白いと感じる3つのポイント

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★この記事で分かること★

  • 「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」とは
  • 「神トラ」の魅力、面白いところとは
  • 「初代ゼルダ」から「神トラ」への進化
  • 「神トラ」を今遊ぶ方法

皆さん、こんにちは!けんた@ロスジェネ青春マガジン(@lost_gene_mag)です!

ニンテンドースイッチで、ゼルダの伝説の新作「ゼルダの伝説・ティアーズオブザキングダム」が発売されました。

これにより、ゼルダの伝説がいかにすばらしいゲームであるかが、多くの世代に改めて認識されているところです。

そんな中、ゼルダの伝説シリーズの中でも特に最高傑作との声が強いのが、

「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」

そう、通称、「神トラ」と呼ばれる作品です。

本日は、「神トラ」を何十回もやりこんだ私が、「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」のどのあたりが名作なのか、その魅力について、お話しさせていただこうと思います。

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「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」とは

ゼルダの伝説 神々のトライフォース」、通称「神トラ」は、1991年に任天堂からスーパーファミコン向けに発売されたアクションアドベンチャーゲームです。

このゲームは、初代「ゼルダの伝説」、2作目「リンクの冒険」に続く、シリーズ3作目にあたります。

ただ、「リンクの冒険」については、横スクロールのアクションゲームとなっており、ゲーム性が大きく異なるため、実質的にはこの「神トラ」を2作目だと見る向きもあるようです。

プレイヤーは主人公のリンクとなり、ハイラル王国の王女ゼルダを救うため、冒険の旅に出ます。

プレイヤーはハイラル王国、そして後にたどり着くことになる「闇の世界」という、2つの広大な世界を探索し、各ダンジョンを攻略しながら、闇の世界から光の世界(=表のハイラル王国)を支配しようとするガノン打倒を目指すのです。

ゲームとしては、初代のアクションRPGの要素を踏襲しており、剣や各種武器を用いながら、敵を倒して、進んでいきます。

また、今作では、ライフを表す「ハート」に加えて、魔法の使用回数の上限を表す「魔法力」の概念も登場。魔法のアイテムを上手く使っていくことも、この「神トラ」における重要な戦略となっていました。

「神トラ」のここが面白い!

それでは、この「神々のトライフォース」、具体的にどのあたりが高く評価されているのでしょうか。以下、見ていきましょう。

【ポイント①】名作・初代ゼルダの正統進化!

ゼルダの伝説シリーズの記念すべき第1作、初代ゼルダの伝説。その世界観、ゲーム性非常に高く評価されていました。

しかし一方で、この初代ゼルダの伝説は、1986年、ファミコンのディスクシステムでリリースされたもので、その世界観を表現するには、少しハード性能面で物足りなさを感じていたのも事実。

そんな中、初代ゼルダから5年後。

ハード面で大きく進化したスーパーファミコンにおいて、その性能を遺憾なく発揮して製作された「神トラ」は、初代ゼルダの雰囲気を、まさに「正統進化」させたものでした。

基本的なシステム、音楽、世界観などは初代ゼルダを踏襲しつつ、いずれもハード面での進化を活かして、バージョンアップ。

見下ろし型の画面で、上下左右スクロールのもと、アクションを楽しむゲーム性。そこは初代ゼルダと変わりませんが、グラフィックが大幅に進化していました。

たとえば初代ゼルダでは表現しきれていなかった、リンクの表情。これも、スーファミになったことでしっかり描かれるようになっており、感情移入もしやすくなりました。

また、音楽についても、初代ゼルダでおなじみとなっていたテーマ音楽やSEは、基本的に踏襲しつつ、スーファミの音源を使うことでよりゴージャスな雰囲気に。

このように、

「神トラ」は、初代ゼルダが気に入っていた人にとって、まさに「正統進化」

となっており、非常に受け入れやすいゲームになっていたのです。

【ポイント②】適度な自由度!

ゼルダの伝説といえば、冒険が始まるとある程度自由に動けるようになり、それが「冒険」感を醸し出してくれます。

一方で、ヒントも十分にないまま、あまりにも自由に動けすぎてしまうと、さすがに何をして良いかが分からなくなり、ゲームの目的を見失ってしまいがち。

また、初期装備のまま強敵が出現するところに足を踏み入れることも容易であったため、ゲームバランス面でも不安になることが多かったところ。

実はこのあたり、まさに初代ゼルダにおいてウィークポイントとなっていたところでした。

この点、「神トラ」では、ストーリーの中で、次に行くべきところのヒントがしっかりと示されるようになりました。

これにより、ある程度、目的地を意識しながら、冒険を進めることが可能となります。

一方で、言われたとおりに進むだけでなく、ある程度は寄り道をしたり、指示と違うところへ行っても冒険が成立する程度の自由度も、しっかり残されています。

「次にやるべきところを親切に教えすぎたがあまり、単なる『おつかいゲーム』になる」

というRPGはしばしば見られますが、「神トラ」に関しては、ヒントの出し方と行き先の自由度がまさに絶妙で、「適度な自由度」を楽しむことができるのです。

また、初代ゼルダにあったような「自由にどこへでも行けるがゆえに、冒険終盤の強敵エリアにうっかり迷い込む」というようなこともありません。

適切なゲームバランスの中で、自由に行動ができる点も、特筆すべきところです。

【ポイント③】無理のない難易度!

初代ゼルダにおいては、適切な順番で進んでいっても、かなり難易度の高いダンジョンがいくつか見られました。

難しい?初代ゼルダの伝説、当時の子どもはどうやってクリアした? ★この記事で分かること★ 初代ゼルダの伝説の難しさ 初代ゼルダを当時の子どもたちがクリアできていた理由 ...

その最たる例が、「レベル6・レベル9のウィズローブ+ライクライクの組み合わせ」ですね。

特にレベル6では十分に装備が整っていない場合もあり、その場合は、アクションゲームとして、かなり厳しい難易度になっていたと言えるでしょう。

ところが、

「神トラ」においては、極端なまでに理不尽な難易度になっているところは、ほぼない

と言ってよいでしょう。

しかし、だからといって、「神トラ」が簡単かというと、決してそんなことはありません

たとえば…

  1. 狭い足場で戦う、ヘラの塔のボス・デグテール。
  2. ベルトコンベア+トラップという過酷な環境で戦う、ドクロの森のボス・ガモース。
  3. 闇の世界のカメイワの、シビアなアクションが要求される「4つの灯」。

これらは「神トラ」屈指の高難度箇所として、今でも多くの人の間で語り継がれています。

でも、これらの難易度が「理不尽」かというと、決してそうではありません。

しっかり考えたり、あるいは練習してコツを身につけたり、はたまたアイテムの使い方を工夫したりすれば、何とか乗り切れる程度の難易度

そう、言うなれば、絶妙な「無理のない難易度」なんです。

この「無理のない難易度」であったからこそ、当時の子どもたちは、投げ出すことなく「神トラ」を一生懸命プレイして、クリアする喜びに浸れたんだと思います。

「神トラ」で今遊ぶには

さて、この「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」、今遊ぶには、どうすれば良いでしょうか

Nintendo Switch Online

今や多くの人が持っている、国民的ゲーム機・ニンテンドースイッチ。

このスイッチの「スーパーファミコン Nintendo Switch Online」で、初代ファミコンで遊ぶことができるんです。

プレイには「Nintendo Switch Online」に加入する必要がありますが、これに加入していれば無料で、「神トラ」を含む、スーファミの名作の数々に触れることができます。

 

その他のプレイ方法

上記に挙げた2つが、新品で初代ゼルダに触れることができる方法ですが、これ以外だと、「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」を買う手もあります。

これは、小型のスーパーファミコンの筐体に、スーファミの名作ゲーム21本を入れたゲーム機なのですが、内容的にはニンテンドースイッチと重複している上、出先でプレイ可能なスイッチの下位互換にしかなりません。

にもかかわらず、市場ではプレミア価格で取引されているようですので、単純に「神トラ」だけが目的なのであれば、候補から外して良いでしょう。

 

また、中古でスーパーファミコンを購入する手もあります。

とはいえ、今となっては30年以上前のハードになりますから、 こちらもあまり現実的とは言えません。

なので、ここは素直に、ニンテンドースイッチで神トラを楽しむのが、圧倒的にオススメです。

まとめ

このように、今回「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」について、簡単にご紹介させていただきました。

スーパーマリオと並ぶ、任天堂の代表ゲーム「ゼルダの伝説」。

エポックメイキングだった初代ゼルダを正統進化させ、そしてウィークポイントを克服する形でリリースされた、「神トラ」。

これが、「ゼルダの伝説」シリーズの実質的なスタンダードとして、高く評価されています。

この「神トラ」があったこそ、後の「時のオカリナ」が生まれ、そして現代に至るまで、ゼルダの伝説シリーズが連綿と続いていると言えるでしょう。

歴史を作った、初代ゼルダの正統進化「神々のトライフォース」。

既に遊んだことがある方は、当時を懐かしみながら。そして、遊んだことのない皆さんは、ゼルダの伝説の歴史を噛みしめながら、ぜひプレイしていただきたいと思います。

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