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【ダイの大冒険】名作マンガだと断言できる、4つの根拠

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★この記事で分かること★

  • 「ダイの大冒険」の名言の数々
  • 「ダイの大冒険」の名シーン
  • 「実はポップが『ダイの大冒険』主人公」説の根拠

皆さん、こんにちは!けんた@ロスジェネ青春マガジン(@lost_gene_magです!

ドラゴンクエスト〜ダイの大冒険〜」。ロスジェネ世代を生きた皆さんはもちろんのこと、最近はアニメ放送されたこともあって、ご存じの方も多いマンガなのではないでしょうか。

本日は、この「ダイの大冒険」について、少年時代に幾度となく読み込んだ私が、ジャンプ最強の完成度を誇るマンガとして推せる根拠を、熱く語りたいと思います!

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「ジャンプ最強の完成度」として推せる、4つの根拠

私は常々、「週刊少年ジャンプ史上、最強の完成度を誇るマンガ」として、スラムダンクとともに、この「ダイの大冒険」を推しています。

このマンガが「最強の完成度を誇る」ことについて、私は以下の4点を、根拠に置いています。

【根拠1】ストーリーの一貫性

このマンガは、第1巻で「大魔王バーン」の存在が明かされて以来、最後の37巻まで、一貫して、その大魔王バーンと戦うために、主人公たちは、冒険を続けています。

この点、ドラゴンボールのように、次々と新しい敵が出てきて強さのインフレ化が進んでしまったり、幽遊白書のように、消化不良な終わり方をすることもなく、第1巻から、第37巻まで、ストーリーが一貫し続け、そして、作品中のさまざまなシーンが、伏線として見事に絡み合う。

「読者アンケートの人気調査の結果如何で、作者の意向と関係なく、打ち切りor連載の強制続行が行われたり、作者の意向を無視して、マンガの方向性を変えられる」

ことが多い少年ジャンプの連載作品において、これほど見事なストーリーの一貫性を誇るマンガは、ほとんどないといっても、過言ではないかと思います。

なお、最近では、この理由に基づく完成度の高さとして「鬼滅の刃」も挙げられるところですね。

【根拠2】 脇役・敵役の充実

このマンガの面白いところは、主人公「ダイ」を抜きにしても作品が成立しうる、というくらい、脇役・敵役が充実していることです。

とりわけ、何の取り柄もない男の子だったのに、大魔王と互角に戦えるまでに成長した魔法使いポップ。

そして、アバン先生、ダイ、ポップと戦い続ける中で「戦士かくあるべし」ということに気づいた魔王ハドラーの2人は、このマンガの、もう1人の主役といっても過言ではないでしょう。

ちなみに、「ダイの大冒険で、もっとも印象的なシーンは?」という問いに、主役であるダイの大活躍を挙げる人は、かなり少ないと言われています。

むしろ、ポップが単身バランに戦いを挑むシーンや、ポップがハドラーの部下・シグマと頭脳戦を繰り広げ、「化かし合いは…おれの勝ちだ!」とメドローアを放つシーン。

また、後述するポップとハドラーのやりとり、ポップが大魔王バーンの「天地魔闘の構え」を一人で破ったシーンを挙げる人が多いことからも、このマンガが、脇役たちの存在で輝いていることがうかがえます。

もちろん、彼ら以外にも、かっこいい脇役は数多くいます。

個人的には、メドローアをポップに教えたマトリフ師匠がお気に入りです。ちなみにこのメドローア、作品内の「好きな必殺技アンケート」で、主人公・ダイの「アバンストラッシュ」を抜いて、堂々の第1位。

脇役の必殺技が、主役のそれより人気があるなんて、他のマンガでは、なかなか見られない現象ではないかと思います。

【根拠3】 感動的なシーンの多さ

このマンガは、カテゴリ的には「バトルマンガ」になるのですが、個人的には、そんな戦いの場面それ自体よりも、人間(魔族)たちの描き出す人間ドラマの方が印象的だったりします。

たとえば、次のようなシーンです。

【名シーン①】アバン先生、捨て身のメガンテ

ダイたちを救うためにメガンテを放ったアバン先生。

このシーンそれ自体も感動的なのですが、ここが後々に、伏線となって効いてくるのがとても印象的です。

【名シーン②】アバン先生のように…ポップ、捨て身のメガンテ

そのダイが記憶喪失になったとき、記憶を取り戻してもらうために、先生と同じように、メガンテを放って命を捨てたポップ。

「おれが死ぬところを見てもまだとぼけたツラしてやがったら…うらむぜ」

泣けますね、ここは。

【名シーン③】バランが見せた「親の愛」

ハドラーとの戦いで、誰よりも大事な息子を思うバランの愛。

自己犠牲の邪魔をさせないため、ダイにラリホーを使い、「相変わらず寝かしつけるのが下手だな…」とつぶやきながら、戦いなどない、かつての幸せな日々を回想するバランは、子を持つ親なら共感間違いなしでしょう。

【名シーン④】ハドラーの男気

キルバーンの罠にはまり、死を覚悟したポップとハドラーのやりとり。

「神よっ!! 人間の神よっ!!! 魔族のオレが…はじめて祈る…!!!
オレのような悪魔のためにこいつを死なせないでくれっ!!!」

そんなポップとハドラーを助けた人といえば…。

賛否両論ある展開ではありますが、改めて読み直すと、これはこれでアリだと思えてきます。

その他、たくさんの名シーン!

もちろん、ほかにも、たくさんの名シーンが思い浮かびます。

  • 終盤、ニセ勇者たちが黒の核晶を凍らせようとするシーン。
  • そしてそれを邪魔する魔王の手先をマトリフがメドローアで倒すシーン。

地味なところではありますが、ここも個人的にはお気に入りです。まさかここで、第1話の敵役と、マトリフがつながるとは…。

【根拠4】名言・名セリフの多さ

良質なマンガには、思わず「うおっ!」とうなるような、日常会話にも使えるほどの素晴らしいセリフがたくさんあります。

名セリフの多さ」といえば、ジョジョの奇妙な冒険や、スラムダンクが有名ですが、なかなかどうして、ダイの大冒険も負けてはいません。

以下、少し紹介してみましょう。

「鍛え上げて身につけた強大な力で
弱者を思うようにあしらうとき、気持ちよくはないのか?
優越感を感じないのか?」

「知らなかったのか? 大魔王からは逃げられない…!」

「正義無き力が無力なのと同じように、力無き正義もまた無力なのです」

「人間は誰でもいつかは死ぬ…
だから…だから…みんな一生懸命に生きるのよ」

【まとめ】一気に読み返すと、熱い気持ちが蘇る!

今回、この記事執筆のために、改めて一気に1~37巻を読み返して、改めて思いましたが、このマンガは、ホントに名作です。

上記4点に限らず、このマンガは、ホントに見所がたっぷり。

「ドラゴンクエスト」という言葉がついているだけに、ゲームをしたことがない人には敬遠される可能性がありますが、予備知識ゼロでも、十分読める内容です。

ぜひ、一度読んで、この世界観を堪能していただきたいと思います!

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