★この記事で分かること★
- 2023年4月の阪神タイガースの戦況
- 現時点における阪神タイガースの不安要素
- 4月に不調な佐藤輝や梅野、青柳の状況
皆さん、こんにちは!けんた@ロスジェネ青春マガジン(@lost_gene_mag)です!
関西を中心に熱烈なファンを抱える阪神タイガース。ロスジェネ世代の私としては、暗黒期の厳しい時代がとても印象的なのですが…
近年は、毎年優勝を期待されながらも、今ひとつ勝ちきれない、もどかしい状況が続いています。
そんな中、今年、2023年は、優勝経験のある岡田監督のもと、「アレ」に向かって邁進しており、ここまで、比較的好成績を収めています。
本日は、元スポーツメディアで野球関係の記事を扱っていた私が、2023年4月の阪神タイガースを振り返り、その成績と、今後に向けての不安要素について、徹底的に見ていこうと思います!
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2023年4月の阪神タイガース成績
まずは、2023年4月時点の、阪神タイガースの成績を見てみましょう。
- 2位、1位とのゲーム差3.0
- 13勝10敗1分け、勝率.565
- チーム打率.239(3位)、チーム防御率2.58(1位)
- チーム本塁打数12(5位)
- チーム盗塁数14(2位)
- チームエラー数9(5位(2番目に少ない))
このように、全体的に平均以上の水準となっています。
ですので、データ上は、ここまでは今年の阪神、攻守にそつの無い、非常に手堅いチームに仕上がっていることが分かります。
あれ?イメージと違う…
でも一方で、おそらく、多くの人は、今年の阪神について、
という印象を受けられたと思います。
ところが、4月までのデータを見ていると、チーム打率は悪いどころか、むしろリーグ2位を誇っているなど、実は今年は、むしろ「打てている」のです。
去年のイメージに引きずられるが、データ上は違う!
おそらくこれは、
- 昨年(2022年)、打てずに負けた試合の印象が強いこと
- 実績のある選手が好機に凡退しがちなこと
- その印象があるから、今年(2023年)も同じように負けた試合の印象が、必要以上に強くすり込まれてしまうこと
といったところが原因なのではないかと思います。
印象論だけで見ると、今年の阪神に不安を覚えることも多いですが、良いも悪いも含めたここまでの成績をトータルしてデータ化すると、かなり良い感じなんですよね。
2023年4月、阪神の不安要素…
このように、データ上は決して悪いわけではなく、むしろ好調な2023年4月の阪神タイガースですが、多くのファンは、何とも言えぬ不安をいくつか抱えています。
それでは、その「不安要素」について、いくつか見ていこうと思います。
【不安要素①】佐藤輝の絶不調…
まず、ここまで非常に多くの阪神ファンを心配させているのが、阪神タイガースの若き主砲・佐藤輝明が絶不調であること。
ここまで「素材は一級品」という評価を得て、新人から2年連続20本以上のホームランを放つなど、多くの阪神ファンに夢を与えてきた、この佐藤輝ですが…
今年、2023年は、4月30日時点でホームランこそ3本打っているものの、打率がわずか.215と、ここ2年のことを思うと、物足りない成績です。
これまでは守備位置をコロコロ変えられたりと、今ひとつ使い方が定まっていない中で一定の実績を残してきた佐藤輝。
今年は岡田監督のもと、守備位置をサードに固定し、バッティングフォームも改造して臨んでいますが、ここまでは結果が出ておらず…
またそのことが本人のプレッシャーとなり、ますます調子を崩す悪循環に陥っています。
とはいえ、そんなサトテルも、4月下旬くらいから、少しずつ復調の兆しが見えてきたと言われており、4月29日のヤクルト戦では、1試合2本のホームランを放っています。
サトテル、これからに期待ですね!
【不安要素②】正捕手・梅野の攻守にわたる不安…
ある意味において、佐藤輝以上に不安を抱えているのが、正捕手・梅野。
昨年度は、矢野監督が坂本を重宝していましたが、これまでの実績や、ここ一番での勝負強い打撃への評価から、「正捕手は梅野だ」というファンの声も、非常に強いところでした。
そうした中、2023年は、岡田監督が「正捕手は梅野」と宣言し、梅野をメインに使ってきましたが…
ここまでの成績は、打率.105と、わずか1割程度。また、守備面でも、梅野が出場した試合は大量失点で負けることが多く、攻守において精彩を欠く状況となっています。
先ほどの佐藤輝もそうなのですが、岡田監督は明らかに不調な選手を粘り強く使い続ける傾向があり、それが目先の勝利を求めるファンにとってはストレスに感じられるように思います。
【不安要素③】エース・青柳の不調…
昨年は最多勝、最優秀防御率、最高勝率の投手三冠を獲得し、抜群の安定感を誇っていた阪神のエース・青柳。
しかし今年は、ここまで1勝2敗、防御率4.95と、明らかに精彩を欠いています。
序盤からフォアボールを出したり、打ち込またりしてノックアウトされることが多く、昨年度の圧倒的な存在感を誇っていたあの姿が、今年は未だ見られていません。
ここ数年、阪神のエースとして獅子奮迅の活躍をしてくれていましたが、そのことによる勤続疲労を指摘する声もあります。
実際、昨年も夏場ごろから少し調子を崩すことも多く、疲れがなかなか取れないのでは…という懸念は、さまざまなところから聞こえていました。
また、青柳は打ち込まれた後、その不満が表情に出ることも多く、メンタル面の弱さを指摘する声も多いです。
なお、本人のInstagramに誹謗中傷が多く寄せられ、そのことに対して本人が警告を発するシーンもありました。もちろん誹謗中傷は決して許されませんが、こういったものに真摯に向き合ってしまっているところも、彼のメンタル面において心配なところではあります…。
【不安要素④】WBC戦士の守護神・湯浅の離脱…
昨年度の不安要素だった、最終回を締めるクローザー。
今年は、WBCにも出場した湯浅が務めることとなり、ここまで、圧巻の投球を見せてくれていました。
しかしながら、そんな湯浅は、4月16日に、疲労による登録抹消。最短となる10日での1軍復帰を目指していましたが、現状、そこには至らず、もう少し時間をかけての合流になるようです。
WBC戦士たちが軒並み調子を崩している中、湯浅の様子も気がかりですが、まだまだシーズン序盤。ここは無理をせず、ゆっくり回復して、戻ってきてほしいところです。
【まとめ】不安要素を払拭し、アレに向かって邁進!
今回、2023年4月の阪神タイガースについて、まずはデータで全体像をつかんでみました。
日々、試合を見ていると不安になることも多い今年の阪神ですが、全体を並べてデータで見ると、むしろ攻守に手堅いチーム状況であることが分かります。
一方で、そんな中でも、主力選手に不安要素が見られるのも事実。
でも、逆に言うと、
この不安要素を払拭すれば、今年の阪神は相当に強くなれる
ことが伺えます。
不調の選手が一定いるのは、長いシーズンの中ではやむを得ないところ。そこを監督の采配で乗り切って、日々の試合を確実に勝ちつつ、不調選手の復活を待つ…
それができれば、今年の阪神は、きっと「アレ」できるでしょう!
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